瞬間加熱/冷却で高品質にカシメ、面同士では高い密閉性を確保

IPWの適用例

この技術のポテンシャル

熱溶着は、樹脂同士または樹脂と異素材を加熱・加圧・冷却して接合する技術。
ムネカタインダストリアルマシナリーでは、ねじレス化を実現する点溶着(熱カシメ)機「インパルスウェルダー」(IPW)と、高い密閉性を確保できる内面溶着機「フラットフュージョンシステム」(FFS)を提供している。

IPWは、独自の瞬間加熱/冷却方式によって消費電力を抑えるとともに品質の安定性を高めたのが特徴。
多点タイプも用意しており、100点程度の同時溶着でも1点のときとほぼ同じタクトタイムで加工できる。

FFSは、樹脂成形品の間にワイヤーを挟んで通電し、そのジュール熱で樹脂を溶着する。
パッキンを挟んでねじ留めするより工数を減らせる。
ワイヤーに再度通電すれば分離できる、超音波溶着と異なり無振動のため内部部品への影響が少ないなどの利点がある。

FFSの装置外観(左)と適用例(右上、右下)

企業概要

企業名ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社
所在地 〒960-8157 福島県福島市蓬莱町1-11-1
営業部〒569-0036 大阪府高槻市辻子1-1-30
TEL 072-675-5563
URLhttps://www.munekata.com/industry/welding/

困った ▸ ねじ留めの工数削減、リサイクル時の分別